みなさん、こんにちは!!
ロハスパッカーズスタッフのキジです!
僕たちのお店「LOHAS's Packers」がオープンして一ヶ月が過ぎました。
早いものですね~w
新米カフェ店員としては日々勉強の毎日です。
~野菜が高い!!~
環境通信第二回のテーマは「野菜の値上げ」です。
最近めっきり涼しくなり、お鍋が食べたくなりませんか?
お鍋といえば野菜ですよね!
我が家は先日お鍋をしたのですが、「最近スーパーの野菜が高い・・・」を母が嘆いていました。
みなさんの周りでも同じ現象が起こっていると思います。
「異常気象のせいで野菜の収穫量が減少した」
確かにそれも原因の一つだと思います。
しかし、最近では野菜を育てる土壌となる「肥料」にも変化が起こっているのです!
①有機肥料と化学肥料
まずは肥料の説明からします。肥料には主に二種類あって有機物からつくる有機肥料と科学物質から作る化学肥料があります。
有機肥料は農薬などを使用しない有機農法において使用され、有機野菜を作るのに不可欠なものです。無農薬、有機肥料、などの条件をクリアした野菜だけが有機野菜として認定されます。 有機野菜は自然そのままの味で食べることができ、体にも良いといわれています。
それに対して化学肥料とは窒素、リン酸、カリウムなどを元にして化学的に合成された肥料です。主に野菜の成長促進や安定した収穫のために使用されます。しかし、人体に悪影響を及ぼす可能性があることでも知られています。
有機肥料に比べ、安価に手に入れることができ、生産性も向上することから日本の農業の現場では長年使用されてきました。
しかし・・・最近ではその化学肥料が高騰してるんです!!
②なぜ化学肥料が高騰??
ではなぜ化学肥料が高騰しているのでしょうか。
化学肥料を精製する過程において、窒素を空気中から取り出したり、アンモニア、尿素を作ることが行われます。この作業には大量の天然ガスが必要となります。
その天然ガスが昨今の燃料高騰によって高騰しているため、化学肥料の値段も高くなっているそうです。
そのため、化学肥料を使用して作られる野菜の値段も同様に高騰しています。
③今後はどうなるの?
現在はスーパーでも有機農法で栽培された野菜が増えてきています。
化学肥料の高騰によって、以前と比べ、化学肥料と有機肥料の値段の差が縮まってきているからです。消費者としては、体に良いものを食べる機会が増えることは喜ばしいことです。
しかし今まで化学肥料を使用して、農業を行ってきた生産者にとってはこれ以上ない打撃になっています。
有機野菜が増えてきたからといって、化学肥料を使用した野菜が減るわけではないのです。やはり、化学肥料を使用したほうが、安価で安定した生産が可能となる現状があります。
生産者の方々にとっては悩ましい問題となってきています・・・
世界で叫ばれている、「燃料高騰」
環境問題の方面ではよく取り上げられることが多いように思えますが、日本の農業においても徐々に影響が出始めているようです・・・
今後も環境やロハスに関することを発信していきます!
みなさんからのご意見、ご感想をお待ちしています。
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Cafe/Bar「LOHAS' Packers」住所:大阪市西区土佐堀1-1-4 三内ビル3F
アクセス:大阪地下鉄四ツ橋線肥後橋駅③番出口すぐ
営業日時:金曜日・土曜日(17:30~2:00)
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